2007年7月14日土曜日

ウェディングの内祝いに

招待をしなかった人からのお祝いにお礼をどうする。結婚の内祝いは、披露宴に招待をしなかった人からお祝いをもらった際に、お礼としてお贈りするのが一般的だ。お祝いの半額程度の品を挙式後一ヶ月以内に贈るのが慣習となっている。もらった金額に関わらず、同額の品を贈るケースも多く見られる。年代によって品を変えるといいだろう。結婚内祝いに贈る品物は、近所や同僚などへは赤飯代わり程度の品が一般的だ。砂糖や菓子折りなどのほか、気の利いた実用品などを配ればいいだろう。若い友達などにはルームアクセサリーや家庭用品などモダンなものを贈るといい。親戚に贈るのは記念となるような漆器や陶器、インテリア用品がいいかもしれない。年配の人へは鰹節などの祝儀用品が無難なところか。贈答体裁は、紅白十本結び切りののし紙で、表書きは「内祝」にする。

古くからの慣習ではお祝い返しは「半返し」が一般的といわれている。記念品を作って贈るのも喜ばれる。おじいちゃんおばあちゃんになったご両親には、生まれたばかりの赤ちゃん誕生の記念品を作って贈るのもオススメだ。その他、出産の内祝いの品物では、タオルや食品など実用的なものが人気を集めているようだ。相手に好きな品を選んでもらえる「カタログギフト」が便利である。

引出物は元来の内祝いの姿である。今でも内祝いが元来の姿を残しているシーンもある。その1つは結婚披露宴で配られる引出物である。あれも一種の内祝いだが、とりあえずはお祝いを貰った後のお返し品ではないという体裁を保っている。引出物も一種の内祝いなので、結婚披露宴で引出物を配った場合は貰った結婚祝い(お祝儀)に対して後日内祝いを送る必要はない。逆に出席しなかった人など引出物を渡していない人から結婚祝いを貰った場合は、結婚内祝いを贈る事になる。

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